特徴の違いで使い分けるのがおすすめ。主なFX口座一覧
証券会社はいろんな資産商品を扱っており、目的の商品で投資するためにはどこかの証券会社で口座開設するのは必須でした。
証券会社で扱っている商品の一つに外国為替証拠金取引(FX)があるのですが、FXに関してはFXを専業で行っているFX会社も数多くあります。
FXはそれぞれの会社で扱っている通貨ペア、取引の最小単位、スワップポイント、取引ツールなどに大きく差があることもあるので、自分のやりたいトレードにあったFX会社で口座を開設しましょう。
自分が触ったFX口座をざっと紹介します。(少しずつ更新していきます)
外為どっとコム
デモ口座:あり
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:20
情報ツールが充実していて、最初に開設して勉強するにはよいFX業者です。確認できる情報は
・ポジション比率
・売買比率
・レート別の注文状況
といった他にはあまりないものがあったり、チャート分析/予測ツールがあったりしてどう相場を判断していけばいいのか学習することができます。
ヒロセ通商
デモ口座:あり
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:50
食品キャンペーンを頻繁に行っていることでも有名なFX業者です。通貨ペアが多く1000通貨から取引でき、スプレッドも最狭水準と使い勝手がよい業者だと思います。また、スキャルピングが公認されている数少ない業者でもあります。
JFX
デモ口座:あり
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:24
ヒロセ通商の子会社で、ヒロセ通商同様によく食品キャンペーンを行っています。食品のラインナップは異なりますw。ヒロセ通商より通貨ペアは少ないのですが、MT4をチャート分析用に利用できるという点で差別化されています。発注にはつかえませんがMT4の様々なインジケーターを利用できるのは強みです。
OANDA Japan
デモ口座:あり
スプレッド(ドル円):0.3銭〜
最低通貨単位:1〜
通貨ペア:〜71
いくつかの取引コースがあり、コース毎にサービス内容がかなり異なります。開設する時は目的にあったコースで開設しましょう。コース毎の特徴としては次のようなものがあります。(コースによっては提供されていません)
・通常NY市場クローズのタイミングで付与されるスワップポイントが秒単位で計算されます。
・1通貨単位から取引できます
・71通貨ペアで取引できます
・MT4が利用できます
・システムトレードができます
また、他のトレーダーがどのような注文を出しているか、どのようなポジションを保有しているのか確認できるオーダーブックという情報を公開していて、トレードの参考になります。外為どっとコムの注文情報と同じような情報ですが、外為どっとコムは国内業者で国内トレーダーメインなのに対して、OANDA Japanは親会社OANDAの注文情報を含めたものとなっていて海外トレーダーの動向を確認できます。両方確認できるようにしておくとよいですね。
DMM FX
デモ口座:あり
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:10000
通貨ペア:20
取引ツールの使い勝手がよく人気があるFX業者です。LINEでカスタマーサポートが受けられるという業界初の取り組みをしており、サポートに対する評判もよいようです。
最低通貨単位が10000というのが少しハードが高いですね。
外為ジャパンFX
デモ口座:なし
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:15
DMMが親会社になっており、DMM FXと同じシステムなのですが、通貨ペアが少なく、かわりに1000通貨から取引できます。DMM FXのシステムが使いやすいんだけど1万通貨単位はきつい・・・ という人はこちらの口座を使うとよいでしょう。
デモ口座がないのですが、DMM FXのデモ口座を使えば使い勝手は確認できます。
インヴァスト証券「トライオートFX」
デモ口座:なし
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:17
インヴァスト証券は他のFX業者とはちょっと毛色が異なり、自動売買が売りとなっています(通常のFX取引もあります)。さらに自動売買も2種類あるのですが、まずは普通のFXに近いトライオートFXの紹介です。
トライオートFXは予想する価格レンジを指定すると、そのレンジ内で細かく売買を繰り返して小さい利益を積み上げてくれます。
トレンド相場ではなく、レンジ相場にはいっていると判断した時期につかうとよいでしょう。
説明だけ受けてもいまいちイメージがわかず、デモ口座で試してみたくなるのですがデモ口座がないというのが残念です。口座を開設するとバックテストをするためのシミュレータが使えるようになるので、それでいろいろルールを試してみることになります。
マネーパートナーズ
デモ口座:なし
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:100〜
通貨ペア:18〜
パートナーズFX、パートナーズFX nanoという二つのコースがあり、nanoは100通貨から取引できます。スリッページ、約定拒否なしと約定力を売りにしています。取引ツールの「HyperSpeed NEXT」はバックテストができるなどすぐれたツールである点も評価できます。
また、FXとは違う使い方なのですが外貨両替サービスがあります。手数料が安く、こちら目的で口座を開設している人もいますね。よく海外へ行く人にはおすすめのサービスです。
デューカスコピー・ジャパン
デモ口座:あり
スプレッド(ドル円):0.2銭-0.4銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:48
他のFX業者との大きな違いとしてNDD方式をとっており、取引手数料が有料という点があります。手数料は預かり金と直近1ヶ月の取引金額により決まり、大口になるほど安くなっていきます。また、サブ口座として複数の口座を作ることができ、口座毎の使い分けをすることができたりもします。
ヒストリカルデータをダウンロードすることができ、バックテストに活用できるなど、分析を行うためだけにでも口座開設をする価値がある業者です。
みんなのFX
デモ口座:なし
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:20
みんなのシストレという自動売買、みんなのオプションというバイナリーオプションも取引可能になります。
高金利通貨のスワップポイントが高く、スワップ派に人気の口座というイメージです。ポジション決済をすることなく、スワップのみの受取も可能で、最低通貨単位も1000通貨なので、スワップでの複利運用がしやすそうです。
LIGHT FX
デモ口座:なし
スプレッド(ドル円):0.3銭
最低通貨単位:1000
通貨ペア:20
みんなのFXと同じトレイダーズ証券が2018年10月29日からはじめた新しいサービス。スペック的にはみんなのFXと同じ。みんなのFXとセットで口座を開設して、別通貨で使い分けたり、積立と通常売買で使い分けたりと同じスペックだからこその使い分けをすることができます。
将来的には二つのサービスで特徴を出してくるかもしれませんので、そうなった場合は特徴に合わせての使い分けをするようにしましょう。