ふじたまLIFE

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資産運用のはじめかた!最初に考えるのは資金管理。

資産運用とは「資産を管理・運用することで、資産を増やすこと」と以前の記事で書きました。

資産を増やすことが目的ですが、勝てば大きく増える、負ければ大きく減るというものではなく、長期的な視点で、少しずつ増やしていくようなやり方をお薦めします。

長期的に運用する、ということは一つの失敗で大きな損失がでて、運用を継続できるようなことがあってはいけません。

そのために最初に考えるのが「資金管理」です。

 

お金は3つにわける

資産運用をする時は資産を3つにわけるのが基本となっています。

  • 流動性資金
  • 安定性資金
  • 収益性資金

それぞれ目的が違って、運用の仕方も異なります。上のほうがリスクをとらず、代わりにリターンもほとんどない資金、下にいくほどリスクをとる代わりにリターンが大きくなる(損失がでる可能性もある)資金となります。

流動性資金

生活費、および病気やケガなどによる急な出費に備えておく資金です。生活費のXヶ月分(6くらいで考える人が多いようです)という目安で金額を決めるのが一般的です。

出費があった時にすぐ利用できる(流動性が高い)こと、元本が保証されてほしいことなどから、運用商品としては普通預金が考えられます。

生活費と急な出品への備えは一緒な口座でも問題ないですが、別の口座に分かれていたほうが管理はしやすいでしょう。ATM、振込などの手数料、利用できるATMの数、営業時間、日常生活で利用する引き落としの利用可否などを考えて口座を開設しましょう。

安定性資金

将来の目的のために安定して管理したい資金です。将来の目的とは住宅購入資金、結婚資金、教育資金、旅行資金などが考えられます。

「安定性」という名前の通り、元本が保証されている、またはマイナスになるとしても限定的であることが求められますが、流動性は高くなくてよい(解約などが必要になってもよい)ので、運用方法の選択肢が広がります。

主な運用商品としては定期預金、個人向け国債などが考えられます。 

特に資金が1000万を超える場合には、銀行の預金保護の上限を超えてしまうので個人向け国債の利用を検討するべきでしょう。

収益性資金

当面使う予定がない余裕資金で、 元本が減るリスクをとってリターンを得ることができる資金です。

運用商品としては株、投資信託、FX、外貨建てMMF、CFC、他・・・多くの商品があります。

この資金の中でどれだけリスクをとるかは、選択する運用商品次第になります。最悪ゼロになっても生活に影響がでない位置づけのお金なので、どれだけのリスクをとってリターンを求めるかは個人の自由ではあります。

もちろん、個人的には「継続できることが大事」と考えているので大きすぎるリスクをとることはお薦めしません。

 

まとめ

資産運用をはじめる前に、今ある資金を3つにわけましょう。

資産運用をはじめるとなるといきなりリスクがある商品をどれだけ買うか考えてしまいますが、最悪ゼロになることを考える必要があります。

最初に資金管理をしっかり行い、リスクのコントロールができていれば「急にお金が必要になった結果、含み損がでている株を売らなければいけなくなった」「FXで大きな損失がでた結果、借金をしないと生活ができなくなった」などの悲劇も避けれます。

安定した生活をおくるために資産運用を行うことを忘れないようにしてください。